スペースワルツ(EX)の考察

1.はじめに

 全国の物好き(長門有希調で糞譜面を提案し続ける界隈とも言う)が大好きな譜面と言えば、やはりスペースワルツ(EX)であろう。「スペースワルツから逃げるな」は一時期私のTLへ狂ったように回ってきたし、なぜか2Pカラーのキャラが弄ばれた。こうしてお題募集で投げること自体が内輪ネタと化してしまった、ある意味かわいそうな楽曲でもある。今回はこのスペースワルツ(EX)について考察を進める。

 

2-1.それ以外

 やってて楽しい。

 

2-2.匂わせ

f:id:acadzu:20210302212012j:plain

予感

 「お?」「なんか来るぞ?」「嫌な予感がする」。そう言わんばかりにBPMが不穏な挙動をし出す。ホラー映画のような曲調も相まって我々を不安にさせる。

 

2-3.ビロビロビロビロビロビー!!

f:id:acadzu:20210302212029j:plain

いつも一緒にいたかった

 皆はユニクロの服のサイズについて考えたことがあるだろうか。男性諸君なら特にお分かりいただけると思うが、あのブランドのサイズはアメリカ仕様なのか全体的にサイズが大きめである。私は178cmの中肉中背とどこにでもいる体型だが、それでも襟の付いたシャツはSがジャストサイズだ。

 しかしパーカーとセーターはLサイズがぴったり。これはいったいどういうことだ?この統一感のなさは何だ?シャツのサイズ感に則って通販でSサイズのセーターを買い、Fall Guysのようにピチピチな格好で街を歩く羽目になった男性は決して少なくないだろう。フォーとか言いながらピチピチのセーターを着て走り回るおじさんを見ても決して笑ってはいけない。彼もまた、ユニクロのSサイズの被害者なのだから。

 ではMサイズはどこへ行った?どのような立ち位置なのだろうか?シャツもパーカーもセーターも全てMを着られる体型とは一体どのような体型なのか?

 その答えがこの階段だ。M字型をなすこの箇所こそがユニクロのMサイズ。この階段ではBPMが落ちて難しい動きを要求される。なんせとても速い。BPMが変わらずともこの階段を捌くことは困難だろう。それほど"M"は繊細である、誰にでも着こなせるものではないと教えてくれるのだ。

 「Mは繊細」。思えば繊細なMは世の中に山ほどある。中でもポッパーにゆかりのあるMといえば、やはり右寺修(Migitera osamu)氏だろう。「Des-ROW」「D-crew」名義で有名の古参アーティストだ。大味な作風と見せかけて実は繊細なバランス感覚が確かにある。私は大好きだ。特にラップパートの言語感覚が気に入っている。「雪上断火」の低速地帯で出てくるフレーズ、「振り向きざまに聞こえた銃声」に対し「結婚する前の苗字旧姓」をかち当ててくるセンスよ。並の人間にはできない。最近新曲がなくとても悲しんでいる。せめてREFLEC BEAT収録の「斬刀鬼」が移植されてくれれば…そう何度願ったか分からない。「SERVI」もいい。オービタリックテクノのような訳の分からない等倍ソフランで入ってほしいと何度も譜面を妄想している。

 等倍ソフランは1作に1~2曲程度入ってくるほど定番のギミックである。「Burning Love」や「Chaos:Q」など笑顔溢れる譜面ばかりだが、私は見る分には好きなのでどんどん増やして頂いて構わない。しかし頻繁にプレイするかは分からない。いややるはずがない。Chaos:Qは今年こそ攻略するぞ!と意気込んで練習用PMSまで作ったがそれっきりである。

 なかでも幅広くトラウマを植え付けたのは「トウキョウ・ドリーム・ポップ」だろう。6thKACの予選曲に選ばれ、スコア詰めをきっちり行うポッパー諸君が阿鼻叫喚していたのを覚えている。かく言う私もその一人で、ソフランを大の苦手とするゆえ「これは終わった」と県内トップを諦めた。今でも時折トーキョードゥリーポー…と幻聴が聞こえる。聞こえた時は涙をグッとこらえ、テンキーの00の位置を確認するフリをするのだ。するとフッと無音になり、いつもの日常が戻ってくる。心理とは不思議なものだ。それにしても、1プレイにつき3回もつけ外しをしてなんとか食い下がろうとしたあの頃は頑張っていた。今ではもうどこで押すかよく覚えていない。

 あのサドプラ解除の不便さはどうにかならないだろうか。せめてテンキー全てのボタンで反応させてほしい。いちいち目視される00がかわいそうだ。ボタンを同時に2つ以上押してしまい一瞬しかサドプラが解除されない事故も、ある程度解除・再装着の無効時間を設定すれば解決できそうではあるが。そんなに簡単に上手くいく話ではないのかもしれない。思ったより難しい問題が潜んでいて、例えば奇数のテンキーの痛覚はトランプ大統領股間と連動しているため強打させることができないだとか、そういった我々の知らない事情があるのだろう。

 世の中難しい問題ばかりだ。特にAIがいつ仕事を奪いに来るのか、気になって夜も眠れない。知れば知るほど減る未来。それはMicrosoftだけが知っている。

 

3.おわりに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:acadzu:20210302212216j:plain