スペースワルツの再考察

 明日で娘が14歳になる。初めての子育ては苦難の連続であった。本当に、本当に辛かった。新小岩駅の青い光に何度助けられただろうか。

 お祝いのケーキを買いに出かけたが、途中でやる気をなくしてしまった。吸い込まれるようにゲームセンターへ向かう。今日は誰を使おうか。娘の誕生を祝って、そうだ、P-14を使おう。

 

 

 「僕を選んでくれてありがとう。一緒に遊ぼう。」

 体長2、30センチほどのスペースワルツのキャラが現れた。いや、40センチほどかもしれない。ただこういうものはだいたい50センチ程度と相場で決まっているが、実態はいかがなものだろうか。よく見ると80センチにも見えるが、85センチとも解釈できそうだ。ただ20センチであった時のショックは計り知れないだろう。ここは20センチであると仮定しておくことも一つの手ではある。ただそれでは、私の内に秘める闘牛が鎮まらない。間を取って55センチを攻めるのも悪くはないに違いない。

 さて、ここでスペースワルツのキャラの体長を推定するには、どのような手法を用いればよいのだろうか。今回は「C言語」を利用する。実際にプログラムを書いてみよう。

 まず初めに友達を増やす必要がある。「スタジオH」さんをお招きしよう。コミュニティにinclude(含める)、<stdio.h>(スタジオH)。お茶菓子のワッフルも置いておこう。

#include <stdio.h>

 インターネット(int)が主戦場(main)の我々は、次にtwitterのIDを教えておく必要がある。なお本名で登録しているであろうLINEは絶対に交換してはいけない。インターネットにはこわい人間がたくさんいるからだ。早瀬ユウカアイコンの人間が、実は爆弾魔だったらどうする?

int main(void)
{

 インターネット(int)は全人類を繋ぎとめるハブである。そこに私(i)はtwitterの一アカウントとして存在する。つまるフォ(for)ころ、全ての人間の意識の中に私(i)が偏在する、と考えてよいだろう。介(<=)在するのは1と0の二進法の世界。そして人間が増えれば増えるほど、私も増え続ける(i++)。

int i
 for (i=1;i<=10;i++)

 何らかの文字を表示させる際は「printf」を用いる。これでスペースワルツのキャラの推定体長がありありと眼に浮かぶようになるわけだ。

 スペースワルツのキャラがこちらを怪訝そうに見ている(%)。どうしたの?一緒に遊ぼうよ。

 駄目(d)だ。俺(i)は君の彼氏にな(n)りたいだけなんだ。そう突き放すように、彼(あるいは彼女)からの問いかけを「0」で返す。

 printf("%d\n", i)

return 0
}

 さて、これでプログラムは完成した。改めてまとめる。

 

#include <stdio.h>

int main(void)
{

int i
 for (i=1;i<=10;i++)

 printf("%d\n", i)

return 0
}

 あとはコンパイルをし実行。今、スペニゲの体長が明らかになる。